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2024.12.9

  • 人材育成

城戸塾 「原子力発電について」を考える

今回のテーマは「原子力発電」です。原子力発電の可否を考えることは、持続可能なエネルギー社会を実現するために重要です。近年、温暖化対策やエネルギー資源の枯渇が問題となっており、原子力発電はその一環として注目されています。しかし、安全性や環境への影響、廃棄物処理など、解決すべき課題も多くあります。

本日の発表者は5名。塾生は、原子力発電と他の発電方法を比較し、それぞれのメリットとデメリットを整理し説明しました。原子力発電は発電効率が良いものの事故が起きた場合の被害が大きい、火力発電は輸入に頼らざるを得ない石炭や石油を大量消費するとともに環境負荷が大きい、2030年の再生可能エネルギーの目標を達成するには原子力発電に頼らざるを得ないなどのの意見が出されました。

発表後は、賛成・反対それぞれの立場に対し質疑が行われ、塾生は自らの根拠に基づいて意見を述べました。

塾長からは、インターネットから得た情報だけで発表してしまうと新規性がなくなる、経営者や科学者を目指すのであれば、自らから深く考え、そのなかから自らの意見をしっかりと導くことが重要性であるとアドバイスがありました。また、世間で反対意見が多いのは、マスコミの影響が大きいため、鵜呑みにせず、健全な批判的な意見を持つことの重要性が示唆されました。

次回は、2025年1月20日に行われます。

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